香川高専高松キャンパスで三和電業グループ奨学基金奨学金贈呈式

 令和8年1月23日、香川高等専門学校(香川県高松市)高松キャンパスにおいて、「三和電業グループ奨学基金奨学金」目録贈呈式および交付懇談会が開催されました。
 本奨学金は、同校OBの山地真人氏が相談役を務める、三和電業グループの寄附により設けられたもので、当日は選考された7名の奨学生が出席しました。

 贈呈式および懇談会では、山地氏が自身の経験を交えながら、学びに向き合う姿勢や挑戦することの大切さについて語り、後輩たちに熱いエールを送りました。「奨学金は自分への投資。ぜひハングリー精神を持って、視野を広げるために使ってほしい」と力強いメッセージを伝え、学生たちを激励しました。

 また、荒木校長はあいさつの中で、「高専生の強みは、理論にとどまらず、まずやってみる試行錯誤の姿勢にある」と述べ、地域産業と連携した実践的な教育の重要性に言及しました。その上で、「優秀な技術者が都市部へ流出するのではなく、地域のB2B企業などで力を発揮する『技術者の地産地消』を実現していきたい」と、今後の人材育成に向けた展望を語りました。

 懇談会では、奨学生一人ひとりが自身の研究テーマや今後の抱負を発表。地域課題や社会課題を意識した内容が多く、学生たちの高い問題意識と実践力がうかがえる発表となりました。

 今回の贈呈式は、地域に根ざしながらも世界を見据えて活躍する技術者の育成に向け、学校・学生・卒業生それぞれの想いが共有される有意義な機会となりました。