
高松市に拠点を置くロイヤルウースター専門店「アイビス」の店主・上原友香さん(以下「上原さん」)は、アンティークの器と紅茶を通じて、「自分自身を大切にする時間」を提案しています。
お気に入りの器で整える「わたしの時間」
仕事に、家事に、育児にと追われがちな毎日。ふと気づけば、自分自身のことはいつも後回し。そんな日常に、お気に入りの器とともに過ごす「わたしの時間」を取り戻してほしい——。
上原さん自身も、”お気に入りの器に紅茶を淹れる”そんな何気ない時間に心が落ち着き、自分と向き合えるようになったと言います。
アイビスで取り扱うロイヤルウースターのアンティークの器は、1800年代の作品をはじめ、どれも長い歴史と物語を持つ一点ものばかり。ただ、上原さんが伝えたいのは「器そのものの価値」だけではありません。
器はあくまで脇役。主役は、それを使う人の暮らしや時間なのです。
お気に入りの器があるだけで、日常がふっと豊かになる。そんな時間を、ぜひ一人でも多くの方に届けたいと言います。

物語とともに贈る、アンティークの世界観

「どんな時間を過ごしたいか」をヒアリングした上で、お客様に合った器を提案するのも、アイビスならではのスタイル。ホームページには一点一点の器にまつわるストーリーが掲載されており、「物語ごと選んでいただけたら嬉しい」と上原さんは語ります。
さらに最近では、カップの物語に合わせてアートを描いてもらうコラボ商品も展開しています。カップ×物語×アート。それぞれが響き合い、世界観として手元に届く体験は、他にはない魅力です。
アンティークの器はどこか特別な世界だと思われがちですが、ほんの少しの興味や気づきが、豊かな暮らしへのひとつの扉になる、と上原さんは語ります。
お茶会から始まる、暮らしの中の小さな余白
現在、アイビスではアンティークの器と紅茶を身近に楽しんでもらうお茶会を開催中です。大阪や東京での開催がメインとなっていますが、将来的には香川県での定期開催を目指しており、「香川らしい素敵な空間を探しているところ」とのこと。お茶会では、アートセッションなどのゲスト企画も人気です。
また、Zoomを活用したオンラインお茶会では、事前にティータイムボックスをお届けし、当日は参加者同士でアンティークの器と紅茶、会話を通して「わたしの時間」を楽しみます。
「まずは体験してほしい。自分を大切にする時間を実感してもらえるはずです」と上原さんは言います。

日々の生活の中で忘れがちな「わたしの時間」
ほんの少し立ち止まり、丁寧に紅茶を淹れる——そんなささやかな習慣が、心の余白を取り戻すきっかけになるかもしれません。
忙しさの合間に、自分のための時間をほんのひととき。
お気に入りの器とともに、あなた自身の物語をはじめてみませんか。
アイビス公式ホームページ:https://ibis-royalworcester.com/