
香川県高松市で、国家資格・あん摩マッサージ指圧師とともに訪問医療マッサージ事業を運営するレイス治療院 高松西(以下「レイス治療院」)。体の不調をケアするだけでなく、日々の対話を通して利用者の心に寄り添うレイス治療院の取り組みについて、事業責任者・溝内 加奈惠さん(以下「溝内さん」)にお話を伺いました。
訪問医療マッサージの仕組みと安心の工夫

溝内さんが運営する訪問医療マッサージは、あん摩マッサージ指圧師が自宅まで訪問し、医師の同意に基づいて保険適用のもと施術を行うものです。
訪問には施術者に加え、溝内さん自身も同行し、利用者とのコミュニケーションや施術者の移動をサポートしています。
また、「女性スタッフもいてくれる」といった安心感もあり、特に女性利用者には好評です。
心と体、両方に寄り添う時間

レイス治療院が提供するサービスの魅力は、施術そのものも然る事ながら、「対話」にあります。特に高齢になると外出の機会が減り、人と話す時間も少なくなりがちです。
体が楽になったと言ってもらえるのも嬉しいですが、それ以上に「来てくれて嬉しい」「話すのが楽しみ」いう声が多いと言います。まるで家族のように、何でも話してくれるようになる瞬間があり、この仕事をしていてよかったなと感じると、溝内さんは嬉しそうに話してくれました。
信頼される理由は、誠実な説明と寄り添い

訪問医療マッサージでは、医療保険が適用される一方で、利用条件や医療機関での手続きが必要なことから、利用者やその家族にとってハードルを感じやすい側面があります。
だからこそ、最初にしっかりと説明することを大切にしているといいます。受けられないケースもあることを曖昧にせず、しっかり伝える。そうすることで、かえって信頼してもらえるのです。
こうした誠実さが連携するケアマネジャー、そして利用者からの信頼につながっています。
「訪問先で利用者さんから聞けるお話をいつも楽しみにしています。」と嬉しそうに話してくれる溝内さん。施術者の技術だけでなく、サービスを届ける側の「人柄」が、利用者の安心につながっていることを感じました。
レイス治療院の訪問医療マッサージは、人と人を結ぶあたらしいかたち。
利用者に寄り添いながら、その価値を丁寧に、そして着実に伝え続ける溝内さんの活動は、これからも多くの人の心に届いていくことでしょう。
レイス治療院 高松西 公式ホームページ:https://evvnj0720.crayonsite.info/