SUDIO LUCE

家族の“今”を未来へ残す——ニューボーンフォトに込める想い

 香川県高松市にフォトスタジオを構えるSTUDIO LUCEの津村さんは、赤ちゃんの“今”を美しく残すニューボーンフォトに特別な想いを抱いています。
 ただ赤ちゃんの姿を記録するだけではなく、「家族の歴史」を未来へ届ける記念写真として、一枚一枚に心を込めてシャッターを切っています。

自然な笑顔を引き出す「遊び」の撮影スタイル

 STUDIO LUCEの撮影現場には、一般的な写真スタジオのような“静けさ”はありません。
 むしろ、笑い声と元気な掛け声が響き渡ります。
 「自然な笑顔」を引き出すために、津村さんはカメラマンであると同時に“遊び相手”でもあります。だるまさんがころんだ、キャッチボール、ちょっとしたおもちゃ遊び——。子どもたちと本気で遊びながら、その瞬間にしか見せない無邪気な表情を写真に収めています。
 さらに、STUDIO LUCEでは撮影セットに生花を使うことも特徴のひとつです。
 季節の花々を取り入れることで、赤ちゃんや家族の写真に自然な彩りと温かみを添えています。
 造花ではなく本物の花だからこそ生まれる柔らかな雰囲気が、写真に優しさを加えてくれます。
 また、赤ちゃん特有の可愛らしさを最大限に引き出すため、ポージングにも細かなこだわりを持っています。指先の角度、顔の向き、カメラとの距離——プロとしての技術と感性で、“その子らしさ”を一枚の写真に閉じ込めています。

写真に刻む「家族の歴史」——2世代、3世代を見据えて

 津村さんがニューボーンフォトに込める想いは、目の前の撮影だけに留まりません。
「今撮った赤ちゃんが大きくなり、やがてその子どもの写真も撮りたい」。そんな未来を楽しみに、日々活動を続けています。
 写真は単なる記録ではなく、家族の絆や愛情を形にするものです。少子化が進む今だからこそ、ひとりひとりの子どもへの想いを深めてほしい——その願いを胸に、津村さんはカメラを構えています。
 また、写真を飾ることで子どもの自己肯定感が高まることにも注目しています。
 「自分の写真が家に飾られているだけで、『自分は大切にされている』と感じられる。それが子どもの心の支えになるんです。」

広がる挑戦——動画撮影と「選ばれるカメラマン」へ

 これから津村さんは、動画撮影にも挑戦し、より深く家族の物語を残していく考えです。静止画では伝えきれない感動を、映像として未来に届けることを目指しています。
 家族の成長に寄り添い、節目ごとに声をかけてもらえる——そんな信頼関係を築いていきたいと語ります。
 「写真を撮ることは、ただの記録じゃなく、家族への愛情を形にすること。
  まずは気軽に撮ってみてください。きっとお子さんへの想いが、もっと強くなるはずです。」
 津村さんの手で切り取られた一枚は、家族の“今”だけでなく、“未来”までも温かく照らし続けてくれるのです。

STUDIO LUCE
公式ホームページ:https://www.newbornphotoluce.jp/